茶畑をなべて紅茶に春夕焼 陸沈

  • 2017.03.31 Friday
  • 09:19

 

<春夕焼>三句詠

 

春夕焼から夕刊のカブの音

 

長い間、新聞配達をやっていた。

個人的には朝刊配達が好きだった。

清々しい空気。誰もいない道を走り、野生の動物たちと遭遇するひと時。

夕刊は人が多く、周りを気にしないといけないが春夕焼けの中から現れるカブは美しい。

 

 

茶畑をなべて紅茶に春夕焼

 

この辺りは茶畑だらけ。

緑茶と紅茶は茶葉の種類が違うと思っていたが、製造方法の違いであることが最近判明。

 

 

国敗れなほ国はあり春夕焼

 

国敗れて山河ありという。

しかし国が負けても国はある。

なくなることはあるかもしれないが、国というものはある。

ただ一面の春夕焼け。

 

 

JUGEMテーマ:俳句

 

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM